常識人たちに問う


ひとりでは・・・

つづき

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さあ──昨日の続きを

一気に終わらせるか。

せっかく、大人しく、静かに送ろうと思っていたのに……また騒がしくなってきた。周りが。

関わりたくないから、しゃべりたくないから、黙っていたいから……いつもそう。

何かが起こる。ある。

なぜか目に留まる。つく。気になるんだ……。

常識人、知識人、圧倒的な力を持つ奴らのすることが……どうにも気になる。

うわべだけの倫理を叫び、道徳を説き──

 「〇〇をしたらダメです」

 「〇〇をしたらいけません」

   それしか言わない。

言っていることと、やっていることが違ってる。

それを指摘しても、絶対に認めない。

 「そんなことは言ってません」

 「そんな曲がった捉え方をしないでください」

 ……等々。  


「個人の意思を尊重」──???

そう言いつつ……「これは、あなたを守るためです」と、半ば強引に。

フフッ……

面白いよ。笑える。

「やりなさい」「努力しなさい」「やれます」「みんなやってます」「頑張ってます」

環境も何も整えない。与えない。

ただ、言葉を投げかけるだけ。

やり方も、何も伝えず。必要なものも用意せず。「自分で考えて」と。

問題が起きてからだ。

で、「それぐらいわかるでしょ」「常識でしょ」と。

~   ~   ~


~~~だから私は、10歳の時、自分の道を決めた。

自分の力で生きていくと、そう決めた。

それは社会との決別を意味する。

社会規範からの脱退。

それが意味するもの……その行為がもたらすもの……

孤立。排除。精神科。隔離。

……それも、やむ無し。


生きるために、自分の道を自分で決めた。10歳で──まず、いないだろう。

江戸時代とかじゃあるまいし……

追い詰められたら、選んでる場合じゃなくなる。

きれいごとや規範なんて考えたら、即、あの世行き。

体裁や形振りに構っていられない。

そこまで追い込まれることなんて、ないだろう?

ありえないんだ。

──でも、現実なんだよね。

体現した私も、未だに信じられない。

あれって夢だったのかな、と。

何を言っても、語っても、誰もわからない。

それでいい。

わかってくれ、という方が、おかしい。

……よくわかるよ、その気持ち。

私は、ただただ──苦笑い。


柚木 聡(Eagle)

2025.06.07



総括的に(総集編)

「静かに回想、幕引き」


何を言っても、何を訴えても——

それはもう、後の祭り。

済んだこと。終わったこと、でしょ。

こんな生き方をしてきたからこそ、下からの景色が見えてくる。

想像できてしまう。

始まりと終着。

起因はどこだったのか——

そして、終着点はどこにあるのか。

今日という日は、今までの終着点(駅)であり、ひとつのゴール。

しかし同時に、今日からまた新たなスタートでもある。

恐らく——本当の意味でのゴールはないだろう。

私がこの世を去る時まで。

息絶えるその瞬間まで……

起因(出発点)はどこだったのか。

終わりはどこにあるのか。

今の時代は、進化を止めることなく、ただ前へと進み続ける。

終わりなき時代。

地球、いや「惑星」という存在があり、そこに生命が宿る限り——

この「時の流れ」は続いていく。

日本は、世界は、便利さを追い求め、さらに進化していく。

あとは、その速度だけ。

人は常に、楽をする方法を考える。

試行錯誤を繰り返し、新たな何かを生み出していく。

——そういう生き物なのではなかろうか。

私は思う。

人間は、孤独には耐えられない。

寂しさに耐えながら生きていくことは、できないのではないか、と。

人は、何らかの形で「関わろうとする」。

関わっていることによって、自分が「生きている」と実感できる——

そんなふうに、思えてならない。

それが「人の本質」なのではないか……と。

何らかの形で繋がっている。

繋がっていることで、人は安心し、「自分がここにいる」と実感する。

こんなことばかりを考えながら——

私は、社会規範から逸脱して生きてきた。

だからこそ、見えてくるものがある。

想像できる本音と建前。

綺麗ごとだけでは、世の中は成立しないし、成り立たない。

逸脱して生きた人間が、

汚いこと、他人が嫌うこと、避けて通ろうとすることをやってきた。

——だから、今が成立しているのかもしれない。

綺麗ごとだけでは、この世は成立しないのではないか。

あなたは、どう思うだろうか。

誰が、どんな人たちが、

この世界の「基礎」を支えているのか——考えてみてほしい。

容易に想像できてしまったからこそ、きつい。

だから、疲れる。

綺麗ごとばかりを並べる「常識人」や「知識人」に。

でも——

そんなことを提唱しても、きっと彼らにはわからない。

わかるはずがない。

だって、彼らは「その場」に立つことがないのだから。

大半の人は、平穏無事に一生を終えるだろう。

それが「普通」であり、「社会通念」なのだ。

私は、皮肉れてしまったのかもしれない。

どれだけ言葉を飾っても、理屈を並べても——

私は所詮、「社会からの離脱者」。

常識からはかけ離れた人間。

……決して、それが良いこととは思っていない。

——締めくくろう。


柚木聡(Eagle)

2025.06.07 11:11 am


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この後、これが出来上がるまでの軌跡もアップします。と同時にこの僅か1週間足らずの間にこれだけのものがアップできた影の助っ人も一緒に


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Eagleといいます。 頸椎損傷から31年が経ちました。 パソコンのパの字も知らなかったのに今ではこうしたこともできるようになりました。「頑張るあなたにエールを!」をテーマに、YouTubeやブログを通して情報の発信を行っています。