排便管理~(計画排便 part1)

誰から教えられて、またその指導を受けて、とかではなく結果的にこういう形になりました。



計画排便とは、決まった時間に便意を感じ、排便する習慣を身につけたり、自然排便を促す方法を実践したりすることです。

計画排便を促す方法としては、次のようなものがあります。

決まった時間にトイレに行く習慣をつける

・朝食を食べる

・食物繊維や水分を摂取する

・排便体操や散歩などを行う

・腹部温罨法を行う

食物繊維は腸のぜん動運動を活発にし、便を排出しやすくします。穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物などに多く含まれています。また、水分を摂取しないと便が硬くなり、排出しにくくなります。

排便回数には個人差があり、1日3回〜1週間に3回程度であれば正常の範囲内です。1日に5回以上排便する方は下痢気味、1週間に1〜2回しか排便しない方は便秘気味と判断できます。



元気なころから、排便では、苦労してましたから。

 便秘気味というよりは殆どウンチをすることがなかったというのもおかしな話ですが...........余りウンチに行かなかったですね。月に2,3回????

記憶が正しければ。あんまり記憶にないんです。ホント。

お腹が痛くなって、トイレに行く。座っても出ない。こい一時間くらい粘っても出ない。そんな状態だったと思います。今でいう、宿便ってやつですか。硬すぎて出ない。出せない。その内、腹痛も治まってトイレから出る。これの繰り返しだったように思います。だから、怪我してからも便は出なかったですね。

まあ、元気な頃は食生活が乱れてましたから。ご飯は殆ど食べず、野菜も摂ることなく。毎日酒浸り。

でも、仕事はちゃんとしてましたし、行ってました。吞み助だけど、アル中ではない。飲まなければ、飲まないでも済む。別に苦にはならない。

そんなとこですか。



話しを戻しますと。

計画的になったのは、下剤を使って排便を行うことにしてからでした。

下剤を使うことにしたのにはそれなりの経緯がありますが長くなりますので割愛。

何時に何滴飲んで、何時間後に排便があって..........と。毎日、毎回ノートに付けて。それを数値化し、データとして保存。そうやって現在に至ってます。

勿論、食べ物も記録。水分、運動と。便に関すること全てを記録。数値化して、データとして保存。


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ここからは、脊椎損傷の排便管理方法について検索。

抜粋して掲載。


排便管理とは何ですか?

排便コントロールとは、①排便の有無、便の性状をみながら下剤の量を調節、②排便困難時に、浣腸や座薬、摘便により排便を促すことのことでした。 排便がないまま放置すると、食べ物や消化液などの内容物が肛門へ移動障害される腸閉塞になり、腹部の張り、腹痛、吐き気、嘔吐が起こり、時間と共に腸の壊死等で、生命にかかわることがあります。

脊髄損傷 排便コントロール なぜ?

規則的な排便をすることで、外出などのスケジュールを立て やすくなります。 脊髄損傷は皮膚の感覚が失われてい るために、便の付着や褥瘡などの皮膚 の傷に気づきにくくなります。 便が皮膚 に付くと、水っぽい便の場合、皮膚がふ やけた状態になって細菌が入りやすく なったり傷つきやすくなってしまいます。

脊髄損傷者の排便方法は?

(脊髄損傷者への腹部圧迫法) 脊髄損傷により、自分でお腹に力を入れて便をだすことが難しくなっています。 そのような時は、左下腹部を手で押して圧迫します。 腸を刺激することで、便 が肛門まで下りてくるようにする方法です。




排  便  処  置  方  法


 ・腹部マッサージ

便秘やガスが溜まってお腹が張っているときに、腹部をマッサージして腸を刺激する事により、血液循環を促し腸ぜん動を亢進させ排便を促す方法です。

 腸の走行に沿って「の」の字を書くようにマッサージを行います。併せて、温

罨法を行うと効果的です。

・脊髄損傷者への腹部圧迫法

脊髄損傷により、自分でお腹に力を入れて便をだすことが難しくなっています。そのような時は、左下腹部を手で押して圧迫します。腸を刺激することで、便が肛門まで下りてくるようにする方法です。坐薬や浣腸をする前や、摘便をする時に一緒に行うと効果的です。

・ 摘 便

直腸内に溜まった便を、指先で取り出し、排便をしやすくする方法です。

摘便することで、腸を刺激し反射を起こします今から排便しますというスイッチの役割をしています。介助者は患者を左向きにし、おしりの下にオムツを敷きます。人差し指にオリーブオイルやベビーオイルをつけ、リラックスさせるために患者に深呼吸を促します。指を肛門に

ゆっくりと入れ便塊を少しずつ取り出します。肛門内の粘膜を傷つけないように、人差し指の爪側に便を乗せて手の甲に向かってかき出しましょう。

一度に多くの便を取り除こうとすると、肛門内の粘膜を傷つけたり血圧低下を起こすことがあるので気をつけましょう。

注意:出血傾向や肛門や直腸に病気がある、痔がある人は出血する危険があるので注意して行いましょう。

・ 浣 腸

直腸と結腸に液体を注入し、腸を刺激して排便を促す方法です。

浣腸で腸内に入ったグリセリンは腸管を刺激して蠕動運動を亢進させつつ、便を軟化させることで排便を促すと考えられています。

1)浣腸の種類;グリセリン浣腸

2)使用手順;

腸の奥まで浣腸液が流れやすくするため、左向きで行います。(無理なら上向きでも可能)おしりの下にオムツを敷き、浣腸を準備します。(立位では腸に傷がつく恐れがあるのでやめましょう)浣腸液は腸の動きを促すために、人肌(38℃前後)程度に温めておきましょう。

挿入の長さは成人で 5~7 ㎝、小児で 3~4㎝を目安に、患者に口呼吸を促しゆっくりと少しずつ挿入しましょう。挿入したら、ティッシュで肛門を抑えて 10~15 分ほど強い便意がくるまでなるべく我慢してもらいましょう。

・ 坐 薬

薬剤名 :新レシカルボン坐薬

効 能:直腸の中で徐々に炭酸ガスを発生し、ぜん動運動を亢進することにより

生理的な排便作用を促します。

テレミンソフト 結腸・直腸に作用して蠕動運動を促進し、排便反射を刺激し、結腸内での水吸収を抑制し、内容積を増大し、排便を促します。

1) 摘便で便が触れる場合は、初めに便を出しておいてください。

2) 坐剤の細くなっている方を清潔な指先またはガーゼなどでつまみ、ふくらんだ方から肛門内にできるだけ深く挿入してください。挿入が困難な場合には、坐剤の先に少量の水をつけると挿入しやすくなります。

3) 使用後 15〜30 分で排便があるので、使用のタイミングを考慮してください。使用後、30 分経っても効果がない場合はもう 1 個使用してください。

ただし、3 個目の使用は 6 時間程度間隔をあけてください。

・ その他(ウオシュレット刺激など)

便座のウォシュレットを使用して便や便意を起こす方法です

ウォシュレットをぬるめの温水にして、肛門部に約 1 分間ほど

当て続けると肛門周囲の筋肉が弛緩し、直腸壁を刺激し便意

が起きます。便意が起きなければ、時間を置いて再度チャレンジ

してみてください。

注意:重度の高血圧症、腸管内に病気がある場合、腸管麻痺がある場合、高齢者や妊婦・乳児はリスクが高いため、初めて行う際は医師に相談しましょう。


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受傷後、直ぐ便秘気味と判明。漢方薬の服用を薦められ、服用。

医師からの処方:ツムラ84番 食膳に1包

それと、排便時にレシカルボン坐薬を

しかし、殆ど効果がなく。後に色々な便秘薬を試したが満足のいく結果は得られなかった。

漢方薬/マグミット(顆粒/酸化マグネシウム)等々


何年かして、これも偶然であるがウォシュレットによる刺激で、排便を行うようになった。

まあ、怪我をしたのが30年も前なので、その当時はまだウォシュレット何てメジャーではなかった。皆無に等しい。

で、試行錯誤の結果、下剤を使っての排便に行きついた。

※受傷後、リハの先生からものを食べて、便として出るまでに、72時間かかると聞かされていたので。それも踏まえての決断であった。

腹部マッサージも受傷後からである。

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慈善活動 Eagle Ltd,

Eagleといいます。 頸椎損傷から31年が経ちました。 パソコンのパの字も知らなかったのに今ではこうしたこともできるようになりました。「頑張るあなたにエールを!」をテーマに、YouTubeやブログを通して情報の発信を行っています。