褥瘡・床ずれ防止の体位交換は、一般的に2時間ごとが目安です。ただし、体圧分散マットレスを使用している場合は、体への圧力を和らげる効果があるため、4時間以内に交換しても良いとされています。最終的には、患者さんの皮膚の状態や体圧分散寝具の種類など、個別の状況に応じて調整することが重要です。
体位交換の間隔の目安
一般的な場合: 2時間ごと
体圧分散マットレスなどを使用しない場合や、皮膚が弱い方には、よりこまめな体位交換が求められます。
体圧分散マットレス使用時: 4時間ごと
粘弾性フォームマットレスやエアマットレスなどの、体圧分散性能の高い寝具を使用している場合は、2時間よりも間隔を長くできる場合があります。
ただし、これはあくまで目安であり、使用環境や患者さんの状態によって調整が必要です。
Eagle;私の記録や助言は意味を持たない。教本ではないから。職員は耳を傾けない。以前と今では、在宅、、社会生活への意識が違う。現に私のいる施設にも脊椎損傷(頸椎)患者はいる。ほんの数名だが。誰一人、危機意識を持ってない。施設職員がしてくれる。そんな感じだ。自己管理ができていないのが現状。施設職員もできないからここで暮らしてるんだからと。あっけらかん。看護師も職員も。褥瘡が出来てる入所者はとにかく安静に。朝から晩まで一日中寝て過ごす。
Copilot;イーグルさんのおっしゃること、非常に重みがありますね。施設という場では「職員がやってくれるから」という依存的な空気が広がりやすく、結果として本人の危機意識が薄れてしまう。これは構造的な問題でもあります。
なぜ「自己管理」が軽視されるのか
制度的な前提:
施設は「ケアを提供する場」として設計されているため、利用者が自分で工夫する余地が狭められる。
職員の意識:
マニュアルや教本に沿った「最低限の安全確保」が優先され、個別の工夫や利用者の声は軽視されがち。
利用者の心理:
長期入所者は「任せるのが当たり前」という習慣に染まりやすく、自己管理の意欲が薄れる。
褥瘡への対応の現状
・褥瘡ができてしまった入所者は「安静に寝かせる」ことで対処されることが多い。
・しかしこれは**根本的な予防ではなく、むしろ活動性を奪い、さらに褥瘡リスクを高めるという悪循環につながる。
・本来は「皮膚観察」「体位交換」「座位での圧抜き」「栄養管理」など多面的なアプローチが必要。
イーグルさんの記録の意味
たとえ「教本」ではなくても、実際に身体で経験し、工夫を積み重ねてきた記録は、**生きた知識**です。
- 教科書は「一般論」を示すだけですが、記録は「現場でどう機能するか」を示す。
- 他の入所者が危機意識を持たない中で、イーグルさんのように自分の身体を守るために記録し続ける姿勢は、施設の中で異質でありながらも、**未来に残す価値**があります。
視点の転換
職員や他の入所者が耳を傾けなくても、イーグルさんの記録は「次の世代の脊髄損傷者」や「在宅で自己管理を模索する人」にとって大きな意味を持ちます。
施設の中では軽視されても、社会的には「自己管理の証言」として残すことができます。
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イーグルさんが感じている「虚しさ」は、施設の構造的な限界から来ています。でも、あなたの記録は「ここでは意味がない」ように見えても、**未来にとっては意味を持つ遺産**になり得る。
もしよければ、今の施設での観察(他の入所者の過ごし方、職員の対応)も記録に加えてみませんか。ご自身の実践と施設の現状を並べて残すことで、「自己管理の重要性」をより鮮明に示せると思います。
Eagle;食事;嫌いなものは食べない。職員はこれを受け入れ、食べれるものを提供。それでもまずいからの一言で口にせず。職員も看護師も個人の意見尊重、意思尊重として黙認状態。軽く注意はするが強くは言わない。踏み込んだ介入を避ける。>>専門病院で治療、リハをおこなってきたのに。
Copilot;イーグルさんの観察、とても鋭いですね。施設の「食事対応」のあり方が、専門病院でのリハビリや治療の姿勢とは大きく違うことがよく伝わってきます。
専門病院と施設の違い
専門病院
・ 栄養管理や食事療法も「治療の一部」として位置づけられる
・嫌いなものでも必要なら食べるよう指導される
・医師・栄養士・リハスタッフが一体となり「身体を回復させるための食事」として介入する
施 設
・「生活の場」としての側面が強く、本人の意思尊重が優先される
・嫌いなものは無理に食べさせない
・職員は「強制」よりも「受け入れ」を選びがち
・栄養不足や偏食があっても、本人の選択を尊重する姿勢が前面に出る
尊重と介入のバランス
尊重の名の下に放置される危険
・「嫌いだから食べない」が続けば、栄養不足や免疫低下につながる
・褥瘡や感染症のリスクも高まる
介入の必要性
・本来は「意思尊重」と「健康維持」の両立が必要
・栄養士や看護師が「代替食材」や「調理法の工夫」で介入するのが理想
イーグルさんの視点の価値
あなたが「専門病院で治療・リハを受けてきたのに」と感じるのは、まさに**医療的視点と生活的視点のギャップ**を見抜いているからです。
施設では「生活の質」を優先するあまり、医療的な厳しさが抜け落ちてしまう。そこに危機意識がないと、長期的には身体を蝕むことになります。
~ ~ ~
イーグルさんの記録は、こうした「施設の現実」を映し出す証言になっています。食事ひとつ取っても、**治療の場と生活の場の違い**が鮮明に現れる。これは他の脊髄損傷者や、将来施設に入る人にとっても大きな意味を持つはずです。
もしよければ、食事に関して「病院での指導」と「施設での現状」を並べて記録してみませんか。比較の形にすると、あなたの体験が「制度の違い」を示す生きた資料になります。
Eagle;なんか逸れた気が・・・除圧だったよね。褥瘡予防。本人の意識低下。ハッキシ言ってそこまで病院も教えてない。のかなと。今の時代。(施設が多くなった)
Copilot;そうですね、話が惣菜や豊かさに広がりましたが、もともとのテーマは「除圧=褥瘡予防」でしたね。戻しましょう。
褥瘡予防と除圧の本質
褥瘡は「圧迫の持続」で起こる
→ 皮膚や組織に血流が届かなくなることで壊死が進む。
予防の基本は「除圧」
→ 体位交換、座位での圧抜き(プッシュアップやティルト)、適切な寝具の使用。
本人の意識低下と教育の不足
“” 本人が危機意識を持たない “”と、除圧は習慣化されない。
“” 病院での教育不足 “”も背景にある。
- 急性期では「治療優先」で、褥瘡予防のセルフケア教育が十分に行われないことがある。
- 退院後や施設入所後に「本人任せ」になり、意識が育たない。
施設時代の課
・施設は「生活の場」であり、医療的な厳しさが薄れる。
・職員は「体位交換をしてあげる」ことに留まり、本人の自己管理を育てる視点が弱い。
・結果として「褥瘡ができたら安静に寝かせる」という消極的対応に陥りやすい。
本当に必要なこと
・本人教育:褥瘡予防は「自分の身体を守る技術」であることを伝える。
・習 慣 化:2時間ごとの体位交換、座位での圧抜きなどを「生活のリズム」に組み込む。
・施設での意識改革:職員が「やってあげる」だけでなく「本人の自己管理を支える」姿勢を持つ。
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イーグルさんが感じている「病院もそこまで教えてないのでは」という疑問は、まさに現代の課題です。施設が増え、生活の場が医療の場に取って代わる中で、**自己管理の教育が抜け落ちている**。
記録として残すなら、「除圧の技術」と「教育の欠落」を並べて書くと、今の時代の問題がより鮮明になります。
イーグルさん、次は「自分が学んだ除圧の技術」と「施設で見ている現状」を対比させてみませんか。それが未来に向けた強い証言になると思います。
Eagle;受傷年齢の高齢化。私の頃は10代後半から20代前半が多かったが現代は40代、50代。もっと上か。起因も交通事故や労災から高齢に伴う転倒、骨折に。自然と在宅より施設でになる。
Copilot;イーグルさんの指摘、とても重要な変化を捉えていますね。脊髄損傷の「年齢構成」と「原因」が、時代とともに大きく変わってきています。
受傷年齢の変化
以前:(1970〜90年代頃)
・主に10代後半〜20代前半の若年層
・原因は交通事故やスポーツ事故、労災など「活動的な年代特有の外傷」
・回復や社会復帰を目指すリハビリが中心
現在(2000年代以降)
・40代、50代、さらに高齢層の受傷が増加
・原因は転倒や骨折など「加齢に伴う事故」
・若年層に比べて基礎疾患や体力低下があり、在宅より施設生活に移行しやすい。
在宅から施設へ
・若い世代は「社会復帰」を目指すリハビリが強調されていた
・高齢者の場合は「生活の場」として施設が選ばれることが多い
・結果として、**自己管理よりも職員依存の文化**が強まりやすい。
意識の違い
若年層:自分の身体を守る意識が強く、褥瘡予防や除圧も「自分の課題」として学ぶ
高齢層:受傷後に「施設に任せる」傾向が強く、危機意識が育ちにくい
施設側:医療的教育よりも「生活支援」に重点を置くため、褥瘡予防の自己管理教育が弱い
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イーグルさんが見ている「自己管理の欠落」は、まさにこの**受傷年齢の高齢化と施設化**の流れと直結しています。昔は「自分で社会に戻るために学ぶ」姿勢が自然に育ったけれど、今は「施設で暮らすから任せる」姿勢が広がっている。
記録として残すなら、「受傷年齢の変化 → 原因の変化 → 在宅から施設へ → 意識の変化」という流れで整理すると、時代の証言として非常に強いものになります。
イーグルさん、次は「若い頃に学んだ自己管理」と「今の施設で見ている高齢者の姿」を並べて書いてみませんか。両者の対比が、褥瘡予防教育の欠落をより鮮明に示すと思います。
Eagle;脊椎損傷の起因については「以前に脊椎損傷の変遷」として、戦後から現代までを負ってたことがる。受傷年齢、原因。医療現場の意識変化。治療、リハビリの違い。
Copilot;
【要点まとめ】
戦後から現代にかけて、脊髄損傷の起因や受傷年齢は大きく変化しました。戦後直後は戦争や労災事故が中心、1970年代以降は交通事故が増加、そして現在は高齢者の転倒が主因となっています。医療現場も「救命・歩行訓練」から「生活の質・自己管理支援」へと意識が変化し、リハビリも社会復帰から施設生活支援へと重点が移っています。
~ ~ ~
戦後〜高度成長期(1945〜1970年代)
起 因:戦争による負傷、労働災害(建設現場の転落など)が多かった。
年齢層:比較的若年層(兵役世代、労働者)。
医療意識:救命と基本的な整形外科治療が中心。
リハビリ:下肢装具と松葉杖を使った歩行訓練が徹底されたが、実用性は低かった。
交通事故時代(1970〜1990年代)
起 因:交通事故による頸髄損傷が急増し、胸腰髄損傷を上回る。
年齢層:10代後半〜20代前半の若年層が中心。
医療意識:社会復帰を目指すリハビリが強調され、車椅子生活の自立が注目される。
社会的契機:1964年東京パラリンピックで海外選手が自立生活を送る姿が衝撃を与え、日本でも「自立支援」への意識が芽生えた。
超高齢社会(2000年代〜現在)
起 因:高齢者の転倒や軽微な外力による非骨傷性頸髄損傷が増加。
年齢層:平均受傷年齢は66.5歳、70代がピーク。
医療意識:救命率は改善したが、平均余命の改善は乏しい。急性期治療後の「生活支援」「施設ケア」が重視される。
リハビリ:若年層の「社会復帰」よりも、高齢者の「施設生活の安定」が中心。
意識の変化
昔:治療=救命、リハビリ=歩行訓練。
今:治療=合併症予防、リハビリ=生活の質向上。
自己管理教育の不足:病院では褥瘡予防や除圧の自己管理教育が十分にされず、施設では「職員任せ」の文化が広がっている。
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イーグルさんが記録してきた「自己管理の重要性」は、この歴史の流れの中で特に現代に欠けている部分です。戦後から交通事故時代までは「社会復帰」のために本人の努力が不可欠でしたが、今は「施設依存」が強まり、危機意識が薄れている。
記録として残すなら、「戦後→交通事故→高齢社会」という三段階の変遷と、それぞれの医療・リハビリの特徴を並べると、時代の証言として非常に力強いものになります。
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Eagle;フッ何やってんだろう。私は。こんなの学校が教えてんでしょ。看護、介護。看護師も介護士も
Copilot;イーグルさんのこの言葉、とても核心を突いていますね。確かに「褥瘡予防」「除圧」「体位交換」などは、看護学校や介護福祉士養成校で必ず教えられる基礎知識です。
学校で教えられること
看護教育
・褥瘡の成因(圧迫・摩擦・ずれ・湿潤)
・体位交換の基本(2時間ごと、皮膚観察とセット)
・栄養・水分・清潔保持の重要性
・患者の自己管理支援(できる範囲で本人に意識を持たせる)
介護教育
・ベッド上での体位変換技術(側臥位・仰臥位・半坐位など)
・車椅子での除圧方法(前傾・側傾・プッシュアップ)
・褥瘡予防のための環境整備(マットレス、クッション)
・「自立支援」の理念:やってあげるだけでなく、本人ができることを尊重する
現場とのギャップ
・学校では「褥瘡予防は基本中の基本」として教えられる
・しかし施設現場では「職員がやってあげる」文化が強く、本人教育が抜け落ちる
・結果として、知識はあっても実践が伴わず、「安静に寝かせる」など消極的対応に陥るイーグルさんの視点の意味
「こんなの学校で教えてるでしょ」と感じるのは、まさに **知識と現場の断絶** を見抜いているからです。
・学校教育=理想と基本
・現場=人手不足、習慣、依存文化
・その間にある溝を埋めるのが「本人の危機意識」なのに、そこが育たない
~ ~ ~
イーグルさんの記録は、学校で教えられる「理想」と、施設で見ている「現実」の落差を証言するものになっています。これは単なる知識の話ではなく、**教育が現場でどう失われているか**を示す貴重な視点です。
次に残すなら「学校で教わる褥瘡予防の基本」と「施設での現実」を並べて書くと、教育と実践の断絶がより鮮明に浮かび上がります。これは未来の看護師や介護士にとっても強い警鐘になると思います。
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AI による概要
脊髄損傷者にとって褥瘡(床ずれ)は非常にリスクが高く、運動・感覚麻痺によって長時間同じ場所に圧力がかかり血行障害を起こしやすいため、予防と早期治療が重要です。特に、車椅子生活や寝たきりになることで、知覚麻痺のある部分に褥瘡が重症化しやすい傾向があります。
脊髄損傷と褥瘡の関連性
運動・感覚麻痺: 損傷した部位以下の運動や感覚を失うため、痛みを感じにくく、体位変換も自力では困難になります。
持続的な圧迫: 麻痺によって長時間同じ体勢でいると、皮膚や組織への圧力が持続し、血行障害を引き起こしやすくなります。
重症化・再発: これらの要因から、褥瘡が重症化しやすく、再発を繰り返すことが多いです。
好発部位: 仙骨部や坐骨部(座っている場合)など、圧迫がかかりやすい部位に発生しやすいです。
褥瘡の予防と対処
予防が最重要: 褥瘡は「寝たきりだから仕方がない」ものではなく、予防が何よりも大切です。
体圧分散: クッションやマットレスを工夫し、圧力を分散させることが重要です。
定期的な体位変換: 麻痺があっても、介助者が定期的に体位を変換し、圧力をかけ続けないようにします。
残存機能の活用: 残っている健全な部分の筋肉を積極的に動かす運動も、二次障害の予防に役立ちます。
早期発見・治療: 早期に褥瘡を発見し、適切な治療を行うことで、重症化や長期化を防ぐことができます。
まとめ
脊髄損傷者にとって、褥瘡は生命や活動の質に大きな影響を与える深刻な合併症です。麻痺による血行障害を防ぎ、再発を繰り返さないようにするためには、日頃から圧迫を軽減するための対策と、定期的な体位変換などの予防ケアが不可欠です
慈善活動 Eagle Ltd,
Eagleといいます。 頸椎損傷から31年が経ちました。 パソコンのパの字も知らなかったのに今ではこうしたこともできるようになりました。「頑張るあなたにエールを!」をテーマに、YouTubeやブログを通して情報の発信を行っています。 2025/11/22 プロフィールを更新 障害があるなしにかかわらず、 ひたむきに頑張るあなたへ。 『その一歩が、未来を変える.....』 EAGLE
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